ご承知のとおり、キューバ共和国は人種や国ごとにコミュニティーをつくらない国
で人種差別はありません。そのため日本人街や日本人学校も無く、当然のごとく
日本食のレストランもありません。また日本の食材を扱っているお店も無いという
のが実情です。
そのため、内藤さんはキューバに渡ってから日本に触れる機会が殆んどなかった
そうです。
そこで、私ども饗心会のキューバ訪問時に、私たち広島県民の偉大なる先輩とし
て、ICAPのご 協力の下で、内藤さんを食の交流会場である迎賓館「友好の家」
にお迎えし、長年の労を癒し ていただくために食事会を開催いたしました。
そして、私ども饗心会の柱である「食を通して、人のふれあいの場を創る」の実践
として、内藤さ んに真の日本の料理を食していただき、ふるさと日本を感じていた
だきました。
また、訪問時にふるさと広島からのメッセージをお届けすべく、県民を代表して藤
田知事より真心のこもったメッセージをお預かりし、併せて現在の広島の写真集
などのプレゼントもお渡し、久 しぶりに広島の故郷を思い出され楽しい2時間を過
ごされました。
藤田雄山広島県知事よりの親書及び 最新の広島の写真集等をお渡しする。 キューバに渡られた頃を鮮明に思い出 され昔を懐かしむ。 |
饗心会の料理を日本を思い出 ながら、ゆっくりと食される。 |